デフラグはHDD故障の予防にはならない?

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デフラグはHDD故障の予防にはならない?

よく初心者むけのパソコン解説などでデフラグ(断片化したデータの最適化)まめにしたほうがよいと言われています。確かにこまめにデフラグしたほうがデータのアクセスがしやすくはなるのでしょうが現在では高性能なHDDとNTFS(Windows 2000, XP)の組み合わせによって高速化されていますので、それほど効果がないと言われています。

むしろデフラグをかける際に生じるHDDへの負荷のほうがHDDにとってよっぽど痛いのです。また、データを復旧する際にはデフラグにより最適化されていた方がより、正確に復旧が可能という説がありますが、正確なデータ復旧の為にHDDの寿命を削ってまでデフラグをするのは何か本末転倒な気がします。

たまにやる分にはいいでしょうが、長年使用して劣化してきたHDDには容易にデフラグをすべきではありません。デフラグによる高負荷が弱りつつあるHDDにトドメを刺してしまうことになりかねないからです。

同様にスキャンディスクやウイルススキャンにも同じことが言えます。どちらもHDDにかなりの負荷をかけますので、経年劣化しているHDDに安易に実行するのは危険です。ウイルススキャンは全ドライブの完全スキャンが特に負荷をかけますので、完全スキャンはウイルスソフト購入時に一回やるだけにしておいて後は通常スキャンだけ時々行う程度にしておきましょう。

スキャンディスクはHDDが異常を起こす前であれば論理的故障の予防として効果があります。ですが、一度でも遅延書き込みエラーなどを起こした後では、かえって状況を悪くしてしまうだけなので実行しないようにしましょう。異音がするなど物理的に異常が出た時も同様です。HDDに負荷をかけることには違いありませんので、その負荷がHDDに致命傷を与えてしまうこともあります。


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